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バイクのこと

サーキットで走ってみよう

サーキットは意外と特別な場所ではない?

サーキットというと、バイクレースが行われる特別な場所だというイメージを持つライダーは多いだろう。
確かに、バイクレースはサーキット場で開催されることは多い。
ライダーの中には、サーキットで走ることに憧れを持っている人は多い。
しかし実は、一般ライダーとは全く縁がない場所というわけでもなく、意外と手が届きやすい場所でもある。
多くのサーキットでは、ライダーが申し込めば走行会やイベントへ参加する事が可能なのだ。

ただし、バイクの免許とバイクを持っていれば誰でも自由にサーキット走行させてもらえるというわけではない。
サーキットを走行する際には、まず各サーキットが発行するライセンスがなければいけない。
これは講義を受講するだけで発行してもらえるため、取得はそれほどむずしくはない。

また使用するバイクは、レーサー仕様でなければいけない。
一般道を走行するバイクでは、残念ながらスペック面でNGとなってしまう。
ヘッドライトやウィンカーなど保安部品を取り外す作業が必要となる。

素人にとってはすべてをDIYで対応することは難しいかもしれない。
そのため、業者へ依頼してサーキット仕様にしてもらうことをおすすめする。
サーキット仕様のバイクは、走行前に車検を受けて合格しなければいけない。
また、バイクをレーサー仕様にすると公道を走ることができないため、サーキットまでバイクを運搬するための手段も必要となる。

さらに、サーキット走行においては、レーサーつなぎと呼ばれるウェアを着用しなければいけない。
プロテクターも含めてレーサーつなぎでなければ、ライセンスを持っていてバイクが車検に通っても走行させてもらえない。

サーキットは思いっきり走れる!

サーキットには、信号もなければ歩行者もいないし、きついカーブなどもなく思い切り走行を楽しむことができる。
サーキット走行を満喫するためには、サーキットが独自に開催している走行会へ参加するのがオススメだ。
走行会のメリットは、バイクをレーサー仕様にすることなく参加できるという点にある。
しかも参加費用はリーズナブルなことが多く、サーキットごとに必要なライセンスも必要ない。

それに、レースつなぎを着用しなくても参加が可能だ。
つまり走行会というイベントを活用すれば、より本格的な準備をしなくてもライダーにとっては気軽にサーキット走行できるチャンスをゲットできるというわけだ。

バイクサーキットは全国に複数あり、それぞれが独自のスケジュールで走行会やイベントを開催している。
もし興味がある人は、ぜひチェックしてもらいたい。
遠方にあるサーキットでも、ツーリングを兼ねて足を運ぶライダーもたくさんいる。