バイク雑誌にかかわる人たち
バイク雑誌に必要な人員はどのぐらい?
バイク雑誌の制作には、たくさんの人が関わっている。
具体的に何人というのはケースバイケースで異なるが、コンテンツを作成するバイクライターの他に、雑誌の構成やレイアウトを行う編集者やデザイナー、掲載する画像を調達するカメラマン、そのモデルとなるライダーなどが最低でも必要だ。
雑誌制作はパソコンを使ってデジタル形式に行うため、DTP(Desk Top Publishing)オペレーターも必要な人員だろう。
バイク雑誌は、これらのスタッフがチームとなって作業に取り組む。
何ページぐらいの雑誌なのかによってどのぐらいの量のコンテンツが必要かは異なるし、トータルで何人ぐらいの人員が必要かも変わる。
バイク雑誌が出来上がるまでの流れ
バイク雑誌を作成する際には、まず最初にざっくりとどんな内容にするかという企画を決める。
そしてその企画に合わせてより詳細なコンテンツの方向性を決めた上で、ライターやカメラマン、そしてライダーを手配する。
これらのスタッフはバイク雑誌の企画や方向性に合わせてどんな素材が必要かという仕様を指示されるので、それに沿った素材を提出しなければいけない。
もしもバイクの写真が必要な場合、バイクメーカーに手配をして撮影させてもらうことになる。
実際にバイクライターがコンテンツを作成する前に、編集スタッフはデザイナーと打ち合わせをして、どこにどんなコンテンツを配置するかというデザインやレイアウトを決める。
それに合わせてライターに、何についてどのぐらいのボリュームで、どんな方向性でコンテンツを作成するかという指示書を送ることになる。
ライターから納品されたコンテンツに修正や編集を加えた上で、DTPオペレーターが画像と文章などのコンテンツを一つにまとめ、雑誌の形を作り上げていく。
その後、印刷業者へ入稿して雑誌として完成し、それが書店に並ぶというプロセスとなる。
バイク雑誌が完成するまでは、上記のような流れで複数のスタッフがそれぞれ担当する作業を行う。
その中では、修正や追加など状況に応じた注文はもちろん発生する。
それらはすべて、雑誌というメディア媒体を作り上げる際には必要不可欠な作業なのだ。
バイクライターの仕事は、このうちコンテンツの作成だ。
依頼された仕様書には細かい指示がされており、それに沿ったコンテンツ作りを行うことになる。
ライター自身が満足できる仕上がりでも、方向性がずれていればやり直しとなるし、編集スタッフから修正や追加を指示されることも少なくない。
コンテンツ作成はライターの単独作業となるが、雑誌作成全体でみるならコンテンツ作成作業もチーム作業と言えるだろう。